ゲームから学んだ失敗からの逆算方式
ゲームをしていて面白い発見がありました。
対戦をする時にどう考えても勝てそうにない相手がいます。
その状態で無理に戦い挑んでも負けるだけです。
私は相手のコンディションを確認して戦いを挑んでいますが、やはり負けてしまいました。
勝つための前提条件が全て崩されたからです。
この時私は勝つためにはどうするか?という考え方で挑んでいました。
しかし、勝つためにはいくつか条件が必要です。
その条件を明確に意識していたかと言うとそうではありません。
半分お祈りの状態でした。
勝つための条件が崩されたから負けたのです。
ではどうすれば勝つことはできたのでしょうか?
逆にどうすれば負けることができるかを考えることにヒントがあります。
まず、難しい相手に挑む時に負けるシナリオを考えます。
どうすれば負けるかを考えるのです。
すると、負けるまでのシナリオが見えてきます。
そこから逆算して勝利を導くのです。
負けるための条件が明確であればそれを潰すだけです。
しかし、最初から勝利を求めると不確定要素にかけをすることになります。
なので、負けるための条件をまず明確化すること!
これが勝利のための大前提だとゲームから学びました。
どうしても仕事でミスをしてしまう人がいます。
こうした人はミスをしないようにするにはどうしたらいいかを考えています。
すると常に不安でいっぱいになります。
ミスをしないようにするにはどうしよう・・・という気持ちで常に過ごすことになるからです。
すると努力の方向性を誤ってしまいます。
気が抜けない状況は逆にミスを誘発するのです。
仕事の場合も逆転の発想で考えます。
どうすればミスができるかを考えます。
業務上起こしてはいけないミスが生じるパターンを逆算するのです。
【ケース1:メール送信ミス】
例えば、メールの送信ミスを考えてみたいと思います。
まず失敗のパターンを考えます。
ここでは、本来押してはいけないボタンを押してしまったというミスを考えてみましょう。
もし、押してはいけないボタンがあることがわかれば、まずその上にマウスのカーソルを合わせないようにします。
誤操作を防ぐためです。
特にSend(送信)とSave(保存)の選択ミスはいまだに無くなりません。
【ケース2:作業環境の違いによるミス】
また、操作の動きがわからなくてミスした場合もあるでしょう。
例えば、使うパソコンによって操作って変わると思います。
例えば普段使っているメールソフトの送信方法がパソコンによって変わるケースです。
あるパソコンから実行すると本当に送っていいかの確認画面が出ます。
しかし、別のパソコンから実行すると確認画面が出ず、そのまま送信されてしまうケースが職場でありました。
この場合もミスを逆算してみましょう。
この場合にありがちなミスは、「どうせ確認画面が出てくるからメールの記載内容の確認はある程度気を抜いてても構わない」という気の緩みからくるミスです。
よくよく確認せずにメールの送信ボタンを押して押してしまって確認画面が出ずに慌てるというパターンが想像できます。
【ケース3:見た目が紛らわしいことによる事務ミス】
他にも、事務作業のミスでも考えてみましょう。
例えば、お金の計算をしている時に172846円を入力する操作をしているとしましょう。
もしこれが、本当は172486円と入力してしまうケースはどうでしょうか。
意外と上3桁はミスしないことが多いです。
なぜなら大きな数字ほど変動しないことが多いからです。・
しかし、下の3桁の場合はミス多くなります。
上記の例のように、ミスして入れ替わっている桁が4と8のように倍数の場合、さらにミスが分かりにくくなります。
そのため、細かい作業するときは、「あーここ紛らわしいな!」「ここミスしやすいな!」というように、予めミスしやすいポイントを考えておくと意識されて良いと思います。
以上、簡単にでしたがゲームから学んだ失敗からの逆算で成功に持っていく手法を紹介しました。
どうしても、ミスが多い人はうまくやるにはどうしたらいいかと考えがちだと思います。
逆にどうすればミスをするのかと考えた方がより焦点が絞れていいと思います。
焦点が絞れると対策もしやすいです。
すると余計な緊張感もなくなって心に余裕が持てますよ。