うめゆずのお仕事日記~平社員の気持ち~

仕事中に感じたことや、体験談を主に書いていきたいと思います。仕事術といったノウハウよりは経験談が中心になると思います。

インプットの質が低い人はインプットに法則があった!

自分のインプットはいつも付け焼き刃だと感じる事はないでしょうか?
せっかくインプットしても、ただの情報収集で終わってしまう。
しかも、収集した情報が使い物にならないことが多い。
こんなもったいない経験をした方は私だけではないはずです。

以下、どうして使えない情報集めばかりをしてしまうのか。
そして、どうすれば使える情報収集に変えることができるのか考えてみました。

 

 

インプットしただけ!分かった気になっている

本_イラスト

 

これで失敗した作業が多々ありました。
例えば、時間トリガーの作業がある場合、あらかじめ手順書を読んでおいて準備をすると思います。でも、読んだだけで分かった気になっていて、いざ作業スペースに入った瞬間にどうしたらいいのかわからない。そんなことがよくありました。

これは、文面を理解しただけで、実際の作業風景を頭の中でトレースできてないからだと思います。

手順書はあくまで手順に過ぎません。
作業環境までも担保できるものではありません。
実際に作業風景がイメージできるところまで情報収集しておきましょう。

 

 

要約して読まない

学生時代、文章を読むときは要約して読むように習いませんでしたか?
確かに要点をつかむことは大事です。
しかし、仕事上の資料を要約読みしてしまうと大切な事が読み飛ばされていることがあるんです。

では、どうしてこのような読み飛ばしをしてしまうのでしょうか?
おそらく、要約読みは大変気持ちのいい作業だからだと思います。

自分の頭の中で整合性を取りながら読むのはとても気持ちのいいものです。
自分の頭の中では情報が整理されているので分かったつもりになります。
また、分かったつもりになれるので、自分が頭がいいようにも思えてしまいます。

また、一字一句追いかける訳ではないのでサクサク読めてしまいます。
その分、脳への負荷もおさえられます。
それに、退屈な資料をさくさく攻略していく作業はとても楽しいものです。

 

 

受験勉強の弊害

勉強_イラスト

 

要約して読むことをもっとも叩き込まれたのは受験のときではないでしょうか
長い論説文と設問に短い時間で回答しなくてはならず、全文をじっくり読んでいる時間がありません。
そのため、長い文章からポイントを拾う能力を身につける必要がありました。
つまり、読まない事が大事だったのです。

もちろん、短時間で要点をおさえるスキルは素晴らしいものです。
しかし、それができるようになるには前提として専門知識を持っている必要があります。
知識があるからこそ要点を摘まむ読み方ができるのです。

しかし、ほとんどの学生は未知の分野に就職していきます。法学部を出た学生が全員法律家になるとは限りませんよね。
また、異業種に転職することだってありますよね。基礎知識くらいは習得しているかもしれませんが、ほとんどの場合、右も左もわからない状態からスタートすると思います。
この状態で、受験生時代の要点をかいつまんでよむ方法で資料を読んでもうまくいきません。前後関係や背景がわからないので飛ばし読みになってしまうからです。

 

 

現場の業務知識を過小評価している

業務知識はその業務で必要になってくる知識です。つまり、他の現場に行けば別の業務知識を再度習得しなくてはいけません。同じ職種や同じ業務でも現場ごとにやり方が違いますよね。

そこで、一部の賢い人はこう考えてしまいます。
他の現場で使えない知識は身につける意味がないんじゃないか、、、と。
実際には現場で身につけた業務知識は決して無断にはなりません。資格の勉強とは異なり、生きた仕事上の知識だからです。つまり、現実に使える技です。
にもかかわらず、この現場以外ではまるで使えない知識なのではないかと誤認してしまうのです。

確かに、全く同じやり方で業務をおこなっている現場はなかなか無いかもしれません。
しかし、実際に現場で使っていたツールの知識が次の仕事に活用できることもあります
そのため、今取り組んでいる業務知識は思っている以上の価値があるのです。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。あてはまるものがあったのではないでしょうか?
ぜひインプットの質を高めて知識を有効活用できるようにしていきたいですね。