【教育】「出来るフリをしろ!」はおかしい
新入社員研修を終えて、初めて業務を任された時のことでした。
客先常駐の仕事を任された時、「出来る風を装う」よう会社から指示を受けたことがあります。
今回は、仕事において自分を盛ることの悪影響をお伝えしたいと思います。
しかし、その分現場で出来るコミュニケーションは減ります。
本来なら、現場のスキルは現場で磨くのが一番効率的です。
そのため、現場の運用に食い込んだり、現場の方々と仲良くなることが出来ませんでした。
どうやら担当営業が契約時に本当のスキルより盛って報告していたようです。
そのため、現場ではほとんど周りとコミュニケーションが取れませんでした。
知らないと思われたくないので、裏で会社の先輩に情報連携を仰いだことがあります。
また、現場では知ってるフリして、後でコソコソ調べたりしていました。
新人のスキルを全員が把握・共有していることが望ましいです。
にもかかわらず、「出来るフリをしろ!」という、自分の本来のスキルを隠す姿勢ではチームプレーが取れません。
【スキル管理の例】
Aさんは作業Aが出来る
Aさんは作業Aの熟練者で、教育も可能である
Aさんは作業Bが出来る
Aさんは作業Bの実施は出来るが、作業が出来るのみで再鑑者としてのスキルはない
教育の不可
Aさんは作業Cは出来ない
このように業務ごとにスキルを把握できる体制が必要です。
もし受け入れ先にないのであれば、自分が習った作業をリスト化しておき、習熟度も一緒に管理しておきましょう。
年齢・経歴問わず、新たに配属されれば誰でも一年生です。
そのため現場も「知ってるよね」「分かってるよね」といった考えでは動きません。
逆に、配属されたばかりの人が勝手にガンガン動かれては現場としては迷惑ですよね。
まずはコレを覚えてもらって、次はコレを覚えて・・・といった具合に段階的の覚えていくのが本来の姿です。
むしろ、できるふりをしなくても大体の現場は受け入れてくれます。