うめゆずのお仕事日記~平社員の気持ち~

仕事中に感じたことや、体験談を主に書いていきたいと思います。仕事術といったノウハウよりは経験談が中心になると思います。

リーダーシップ論の「木を見て森を見ず」の真実~ハウツー本を読んでいるだけではよく分からない~

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木を見て森を見ずとはよくリーダーシップ論で耳にする言葉です。
でも、言葉ではわかっていても具体的にどう行動したらいいのかわからないですよね。
そこで、リーダーシップとしてを身につけるためのアクションは何かを考えてみました。

 

ハウツー本を読んでわかる?

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よく自己啓発本やリーダーシップ論の本に「木を見て森を見ずでは駄目だ」というような記述をよく目にします。
ちゃんとした例題も一緒に解説されています。
従業員や管理者など具体的な登場人物を出して具体的に説明しています。
確かに言ってることは正しいのです。
しかしそのようなところで実際に行動に移れるでしょうか?
私はそうは思いませんでした。

 

自己啓発本やハウツー本の類はたくさん読んできた

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フランクリンコヴィーシリーズはほぼ全巻家にあります。
その他自己啓発本やリーダーシップ論の本を読むのは割と好きです。
にもかかわらず本を読んで何かが解決したということはほとんどありません。
なぜなら本の情報はあくまでも情報だからです。
本の情報を具体的に行動に落とし込むということができなければ状況は変わりません。

 

気が短い人は特に注意

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話には気が短いという致命的な弱点がありました。
上から言われればその言われた内容に反応し、
横やりを入れられればその横やりにも反応し、
下から助けてと言われればそれにも反応していました。
優先順位をつけて対応しなければいけないと頭ではわかっているのですが、どうしても逐一ガンガンこなしたくなってしまいます。
そのせいか、一時期仕事がスピード重視になってしまい、ミスが多発しました。

 

木を見て森を見ずの本質

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その時その時で逐一対応すると何が悪いのでしょうか?
私が考えるに、今起きている複数の事象を客観的に捉えることができなくなるんだと思います。
よく考えてみるとわかるのですが、相手は待ってくれません。
どのタイミングで何が起こるかは予想できないからです。
しかしながら、それぞれの物事に反応していては全体が見えなくなってしまいます。
そのため、全体を見るためにはまず横に置く癖が大事です。
一旦横に置いた上で順次対応すると割り切れば良かったんです。

 

木を見て森を見ずの本質
それは、物事を俯瞰すること

俯瞰するために必要な行動は
距離を置くこと

 

もし、その時、その時で対応していていては当事者になってしまいます。
つまり、距離が置けていません。
距離が置けないうちは、物事を俯瞰することができません。
これでは、周りに振り回されて終わりですよね。


スキルの低い部下にいちいちイライラしたり
出来もしないことを依頼してくる上司にいちいちイライラしたり
問い合わせや不測の対応に対しても決められた時間ばかり気にしたり

まずはいったん横に置くことで冷静になれます。

 

距離を置きたい時のコミュニケーション例

また、意識しておきたいコミュニケーション術も一緒に紹介します。

 

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【即時対応の人】
わかりました!
大丈夫ですよ!
お任せください!

↓↓↓

【いったん距離を置く人】
それは今やらなければいけないことですか?
今日のメンツではちょっと厳しいですね?
順番に対応しておりますので少々お待ちください。
対応方法について自分なりに考えたかい?
対応方法を自分なりに調べてみて!


これだけでも十分周りに巻き込まれることなく、森を見られるように変わったと思います。
全体を見られるようになると的確な指示ができます。
的確な報告もできます。
まさにリーダーシップに直結します。

 

まとめ

大切なことは具体的に行動に落とし込むかです。
今回はいったん横に置いて距離をおくという行動に移しました。