「承認」ではなく「指摘」が生む他者依存の精神~主体性を取り戻すために【1】~
あなたの職場に主体性に欠ける人はいませんか?
かくいう私がその一人です。
主体性に欠ける人間は幼少期の経験から徐々に作られていきます。
以外に根の深い問題なのです。
そこで、今回は自分に主体性を取り戻す為に幼少期の出来事までさかのぼって深堀りしました。
大変長くなってしまいましたので、時期ごとに短く分けて投稿します。
共感して頂ける方がいれば嬉しいです。
また、同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
※全8回予定です。
※特定の誰かを叩く意図はありません。
私が初めてひらがなを書いた時の話です。
今でも鮮明に覚えています。
幼稚園の頃です。
ひらがなを祖父母の実家で書いていました。
ひらがなを書けるようになったことを祖父母が喜んでくれました。
調子に乗った私は書いた文字を母に見せました。
そこで、まず母が取った行動は・・・
文字の間違いの指摘でした。
どうしても幼稚園生の頃はひらがなも誤って書いてしまいます。
確かに間違って覚えるのは良くないことです。
だからこそ間違ったことに対して親が指摘するのはもっともです。
でも、小さかった私としてはひらがなが書けたということを褒めて欲しかったのでしょう。
負けた気になったことを覚えています。
また、こんなエピソードもありました。
これは私が5歳の頃だと思います。
ひらがなを五十音順に並べて書いたものを親に見せました。
この時も褒めて欲しかったのだと思います。
ところが例のごとく間違いを指摘してくるのです。
褒めるより先に指摘が入る・・・。
心の中で悔しさのような怒りのような感情が沸々と湧いてきました。
怒った私は、その場で自分の書いたひらがな表を破り捨てました。
この光景を見ていた祖母は残念そうに見てました。
評価されなかったことにより、逆に他人の評価に飢えるようになっていきます。
また悔しさから完璧主義のような性格も芽生え始めます。
・自分で自分を客観的に評価できない
・少しでも欠点があると自信が持てない
・どちらかといえばマイナス思考
もし、このような性格が形成されているのであれば、幼少期の出来事に起因している可能性があります。